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ANAアメックスゴールドの海外旅行保険について、利用付帯の条件や家族への補償まで詳しく解説していきます。
ANAアメックスゴールドの海外旅行保険は家族や子供も対象になるのか、ANAマイルの特典航空券でも保険を使えるのかは旅行前に確認しておきたいポイントです。
さらに、航空便遅延や手荷物遅延の補償、国内旅行保険、ショッピング・プロテクション、スマートフォン・プロテクションまで含めると、確認すべき内容はかなり多くなります。
この記事では、ANAアメックスゴールドの海外旅行保険について、利用付帯の条件、家族特約、航空便遅延、手荷物遅延、国内旅行保険、そのほかの付帯補償まで順番に整理します。
ANAアメックスゴールドの付帯保険・補償サービス一覧

ANAアメックスゴールドには、海外・国内の旅行傷害保険だけでなく、航空便遅延、ショッピング、スマートフォン、キャンセル、返品などに対応する複数の補償サービスがあります。
海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険の補償額一覧
まずは、ANAアメックスゴールドの旅行傷害保険を一覧で確認しておきましょう。
海外旅行では基本カード会員の傷害死亡・後遺障害が最高1億円となっています。
| 補償項目 | 基本カード会員 | 基本カード会員の家族 | 家族カード会員 | 家族カード会員の家族 |
|---|---|---|---|---|
| 海外:傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
| 海外:傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
| 海外:疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | 最高200万円 |
| 海外:賠償責任 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 |
| 海外:救援者費用 | 最高400万円 | 最高300万円 | 最高400万円 | 最高300万円 |
| 国内:傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
海外旅行保険には家族特約があるため、カードを持てない子供なども条件を満たせば補償対象になります。
一方、家族カード会員の傷害死亡・後遺障害は最高5,000万円となり、基本カード会員の最高1億円とは異なります。
海外旅行時の航空便遅延・手荷物遅延費用補償の一覧
海外旅行では、飛行機の遅延や預けた荷物が届かないことで発生した臨時の費用についても補償があります。
| 補償 | 補償限度額 | 主な対象費用 |
|---|---|---|
| 乗継遅延費用 | 1回最高2万円 | 宿泊料金・食事代 |
| 出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1回最高2万円 | 食事代 |
| 受託手荷物遅延費用 | 1回最高2万円 | 衣類・生活必需品の購入・レンタル費 |
| 受託手荷物紛失費用 | 1回最高4万円 | 衣類・生活必需品の購入・レンタル費 |
これらの航空便遅延費用補償は基本カード会員が対象で、家族カード会員には付帯していません。
ショッピング・スマートフォンなど付帯保険・補償サービスの一覧
旅行以外にも、日常生活で使いやすい複数のプロテクションが用意されています。
| サービス | 主な補償内容 | 主な限度額 |
|---|---|---|
| ショッピング・プロテクション | 購入商品の破損・盗難 | 年間最高500万円 |
| スマートフォン・プロテクション | 破損・火災・水濡れ・盗難 | 年間最高3万円 |
| キャンセル・プロテクション | 旅行・宿泊・コンサートなどのキャンセル費用 | 1回のキャンセルにつき最高50万円 |
| リターン・プロテクション | 購入店が返品を受け付けない商品の返品 | 1商品最高3万円・年間最高15万円 |
| オンライン・プロテクション | インターネット上でのカード不正利用 | 不正利用された利用金額 |
カードの旅行以外の特典もまとめて確認したい方は、ANAアメックスゴールドの特典一覧も参考にしてください。
ANAアメックスゴールドの海外旅行保険は最高1億円

ANAアメックスゴールドの海外旅行保険は死亡・後遺障害だけを見ると最高1億円ですが、実際に利用するうえでは利用付帯の条件を理解しておくことが重要です。
カードを持っているだけで海外旅行全体が自動的に補償される仕組みではありません。
ANAアメックスゴールドの海外旅行保険は利用付帯
ANAアメックスゴールドの海外旅行傷害保険は利用付帯です。
日本を出国する前に、対象となる公共交通乗用具の料金や募集型企画旅行の料金をANAアメックスゴールドで支払うことで補償条件を満たします。
条件を満たした場合は、自宅を出発してから帰宅するまでが補償対象となり、海外旅行については日本出国後90日までが補償期間の上限です。
カードを保有しているだけでは利用付帯の条件を満たさないため、旅行前に対象となる支払いを確認しておくことが大切です。
航空券やツアー代など保険適用の対象になるカード決済
利用付帯の条件を満たしやすいのは、海外へ出入国するための航空券をANAアメックスゴールドで購入する方法です。
対象となる募集型企画旅行の代金をカードで支払った場合も利用条件を満たします。
航空券を旅行会社経由で購入した場合でも、規定上の公共交通乗用具の料金としてカード決済していれば対象になります。
旅行代金そのものをANAアメックスゴールドで支払っているかが重要です。
空港までの電車・バスなどの支払いでも適用条件を満たせる
航空券を別の方法で購入していても、日本国内で空港へ向かう電車や空港リムジンバスなどの対象となる公共交通機関の料金をカードで支払えば利用条件を満たせます。
規定上の公共交通乗用具には、航空機だけでなく鉄道や船舶なども含まれます。
空港アクセスで利用する対象の鉄道やリムジンバスを直接カード決済する方法は、特典航空券を利用するときにも確認しておきたい方法です。
Suicaなどの電子マネーへのチャージ、交通機関の回数券、空港利用税、航空券の発券手数料、座席指定料金、空港ラウンジ料金、タクシー料金などは利用付帯の条件を満たす支払いには含まれません。
ホテル代・レンタカー代など保険適用の対象にならない支払い
海外ホテルの宿泊料金だけをANAアメックスゴールドで支払っても、海外旅行傷害保険の利用付帯条件を満たす旅行代金にはなりません。
レンタカー料金だけを支払った場合も、海外旅行傷害保険を開始させる公共交通乗用具の料金には該当しません。
ホテルを含む料金であっても、対象となる募集型企画旅行として支払ったツアー代であれば扱いが異なります。
旅行前はホテル代をカードで決済したかではなく、対象となる交通費またはツアー料金を支払ったかで確認するのが分かりやすいです。
海外出発後のカード決済でも保険が適用される場合がある
日本国内で対象となる旅行代金をANAアメックスゴールドで支払わずに出国した場合でも、海外旅行中に初めて利用する対象の公共交通乗用具の料金をカードで支払えば、その決済時点から補償が開始されます。
出国時までさかのぼって補償されるわけではなく、対象となる決済をした時点から補償が始まる点には注意が必要です。
また、海外へ出発した後に現地ツアーの代金をカードで支払うだけでは、この利用条件には該当しません。
ANAマイルの特典航空券を利用する場合はどうなる?
ANAマイルによる特典航空券では航空券本体をカードで購入しないため、特典航空券を予約しただけではANAアメックスゴールドの利用付帯条件を満たしません。
空港税や航空券の発券に関連する手数料だけをカードで支払っても、規定上の対象となる交通費の決済には含まれません。
特典航空券を使う場合は、空港までの対象となる電車やリムジンバスなどをANAアメックスゴールドで直接支払う方法が分かりやすいです。
家族旅行で特典航空券を使う場合は、家族分を含めて利用付帯の条件を満たしているかも確認しておきましょう。
ANAアメックスゴールドは家族も海外旅行保険の対象

ANAアメックスゴールドは基本カード会員だけでなく、家族カード会員や一定の条件を満たす家族にも海外旅行傷害保険が付帯します。
ただし、基本カード会員、家族カード会員、家族特約では補償額が異なるため、同じ補償と考えないことが重要です。
本会員と家族カード会員の補償内容の違い
海外旅行中の傷害死亡・後遺障害は、基本カード会員が最高1億円、家族カード会員が最高5,000万円です。
傷害治療費用と疾病治療費用は、基本カード会員、家族カード会員ともに最高300万円です。
| 補償 | 本会員 | 家族カード会員 |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
| 傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 賠償責任 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 |
| 救援者費用 | 最高400万円 | 最高400万円 |
特に最高1億円という数字は基本カード会員の傷害死亡・後遺障害に対する金額なので、家族カード会員にも同額が付帯すると誤解しないようにしましょう。
家族特約で補償される家族の範囲
家族特約の対象は、カード会員の配偶者と、カード会員と生計を共にする子供や両親などの親族です。
親族は6親等以内の血族と3親等以内の姻族が対象として定められています。
ただし、子供や両親が働いている場合などは、生計を共にする家族として扱われないケースがあるため個別確認が必要です。
家族の傷害死亡・後遺障害は最高1,000万円
家族特約で補償される家族の傷害死亡・後遺障害保険金額は最高1,000万円です。
基本カード会員の最高1億円と比べると差が大きいため、家族旅行では家族側の補償額も個別に確認しておきたいところです。
死亡・後遺障害だけで必要な保険を判断せず、実際の海外旅行で利用する機会が想定される治療費用も合わせて確認すると分かりやすくなります。
家族の傷害・疾病治療費用は最高200万円
家族特約では、海外旅行中のケガに対する傷害治療費用と病気に対する疾病治療費用がそれぞれ最高200万円です。
基本カード会員と家族カード会員の最高300万円より100万円低く設定されています。
海外では国や治療内容によって医療費が高額になるため、200万円で不足すると考える場合は別途加入する海外旅行保険との併用も検討対象になります。
家族も旅行代金のカード決済が必要
家族特約を利用する場合も、補償を受ける家族について利用付帯の条件を満たす必要があります。
家族本人がANAアメックスゴールドを持っている必要はありませんが、家族分を含む対象旅行代金が対象カードで支払われていることが重要です。
家族全員分の航空券や対象ツアーをまとめて基本カードで決済している場合は確認しやすいですが、航空券を別々に手配した場合は各人の支払い状況を確認しておきましょう。
子供も家族特約の対象になる?
子供もカード会員と生計を共にする家族として条件を満たせば、家族特約の対象になります。
クレジットカードを発行できない年齢の子供でも家族特約を利用できる点は、家族旅行でのメリットです。
ただし、補償を受けるためには家族の範囲だけでなく、利用付帯となる旅行代金の決済条件も満たす必要があります。
本会員が同行していない家族でも補償される?
旅行傷害保険の規定では、基本カード会員が家族の旅行に同行すること自体が一律の適用条件にはなっていません。
そのため、対象となる家族の範囲と旅行代金のカード決済条件を満たしていれば、本会員が同行しない旅行でも家族特約の対象として扱われます。
別行動や家族だけの旅行を予定している場合は、旅行前に対象者と決済内容を保険デスクへ確認しておくと安心です。
ANAアメックスゴールドの海外旅行時の航空便遅延費用補償

ANAアメックスゴールドには、海外旅行中の乗継遅延、出航遅延、欠航、搭乗不能などによって発生した費用を補う航空便遅延費用補償があります。
旅行傷害保険の家族特約とは対象者が異なり、ANAアメックスゴールドでは基本カード会員が対象です。
航空便遅延費用補償の内容一覧
主な補償額は次のとおりです。
| トラブル | 補償限度額 | 対象となる主な費用 |
|---|---|---|
| 乗継遅延 | 最高2万円 | ホテルなどの客室料金・食事代 |
| 出航遅延・欠航・搭乗不能 | 最高2万円 | 食事代 |
| 受託手荷物遅延 | 最高2万円 | 衣類・生活必需品 |
| 受託手荷物紛失 | 最高4万円 | 衣類・生活必需品 |
保険金額そのものが支払われる定額補償ではなく、規定の範囲で実際に負担した費用が補償対象となります。
乗継遅延で宿泊費・食事代を最高2万円まで補償
搭乗した航空便の遅延によって予定していた乗継便に搭乗できず、実際の到着から4時間以内に代替便を利用できなかった場合が対象です。
代替便を利用できるまでに必要となったホテルなどの客室料金や食事代について、1回につき最高2万円まで補償されます。
空港で長時間の乗り継ぎ待ちが発生し、急きょホテルを取らなければならない場面で利用を検討できます。
出航遅延・欠航・搭乗不能で食事代を最高2万円まで補償
搭乗予定便が予定時刻から4時間以上遅延した場合や欠航した場合などに、代替便を利用できるまでに負担した食事代が最高2万円まで補償されます。
航空会社側の予約受付上の不備などによる搭乗不能についても、規定の条件を満たせば対象になります。
乗継遅延とは異なり、この補償で対象となる中心的な費用は食事代です。
4時間未満の遅延など補償対象にならないケース
出航遅延では原則として4時間以上という基準があるため、数十分から3時間程度の遅延だけでは対象になりません。
乗継遅延についても、実際の到着から4時間以内に代替となる航空便を利用できる場合は規定上の補償条件を満たしません。
受託手荷物遅延については別の基準となり、到着後6時間以内に手荷物が届いた場合は手荷物遅延費用の補償対象外です。
航空会社から補償を受けた場合はどうなる?
航空便遅延費用補償は、遅延によって実際に負担した対象費用を補う仕組みです。
航空会社がホテルや食事を直接用意した場合など、カード会員自身に対象となる支出が発生していない費用については、同じ費用を改めて保険金として受け取る性質の補償ではありません。
航空会社から一部だけ補償を受けた場合は精算方法が事故ごとに異なるため、航空会社から受け取った書類と領収書を保管して保険デスクへ申告しましょう。
航空便遅延費用補償は家族カード会員・家族特約は対象外
ANAアメックスゴールドの海外航空便遅延費用補償は基本カード会員のみが対象です。
家族カード会員には、乗継遅延、出航遅延、受託手荷物遅延、受託手荷物紛失の各補償が付帯していません。
旅行傷害保険の家族特約が利用できる家族についても、この航空便遅延費用補償まで家族特約が適用されるわけではありません。
ANAアメックスゴールドの手荷物遅延・紛失費用補償

海外旅行で航空会社に預けた手荷物が遅れたり届かなかったりした場合は、必要になった衣類や生活必需品の購入費用などが補償対象になります。
スーツケースそのものの価格を補償する制度ではない点を理解しておきましょう。
手荷物遅延は最高2万円・紛失は最高4万円を補償
到着地で受託手荷物が6時間以内に届かなかった場合は、受託手荷物遅延費用として1回最高2万円まで補償されます。
到着から48時間を経過しても手荷物が届かない場合は受託手荷物紛失として扱われ、最高4万円までの補償があります。
遅延から紛失へ移行して両方の条件を満たした場合は、規定の範囲内でそれぞれの対象費用が扱われます。
衣類や洗面用品など補償対象になる購入費用
手荷物が届かないために必要となった下着や寝間着などの衣類、洗面用品、ひげそり、くしなどの生活必需品が主な対象です。
旅行先で欲しかった商品を自由に購入できる補償ではなく、手荷物が届かないことで臨時に必要となった物品であることがポイントです。
眼鏡や時計、貴金属など、規定上対象外となる物品もあります。
手荷物が届くまでの時間と購入期限に注意
手荷物遅延は到着から6時間を超えて受託手荷物が届かないことが基準になります。
受託手荷物紛失は到着後48時間を経過しても届かない場合に扱われ、対象となる購入は原則として到着後96時間以内です。
96時間以内に手荷物が届いた場合は、実際に手荷物を受け取るまでに必要となった対象費用が基準になります。
手荷物遅延・紛失時に保管しておくべき書類
手荷物が届かなかった場合は、航空会社へすぐに申告し、手荷物の遅延や紛失を確認できる書類を受け取っておきましょう。
搭乗券やeチケット控え、受託手荷物のタグ、航空会社が発行する手荷物事故に関する書類、衣類や生活必需品を購入した領収書はまとめて保管しておくと請求時に確認しやすくなります。
必要書類は事故内容によって異なるため、購入前または事故発生後の早い段階で保険デスクへ連絡するのが安心です。
スーツケースそのものの紛失・破損は補償される?
受託手荷物紛失費用補償の最高4万円は、紛失したスーツケース本体や中身の価値を補償する制度ではありません。
手荷物が届かないことによって臨時に必要になった衣類や生活必需品などの費用を補償する仕組みです。
さらに、2026年6月30日までに旅行期間を開始する旅行をもって海外旅行傷害保険の携行品損害保険は終了しています。
ANAアメックスゴールドの国内旅行保険

ANAアメックスゴールドには国内旅行傷害保険も付帯しており、基本カード会員と家族カード会員は死亡・後遺障害が最高5,000万円です。
ただし、海外旅行保険と同様にカード利用条件があり、国内旅行では補償される事故の範囲にも注意が必要です。
国内旅行保険は最高5,000万円
国内旅行傷害保険では、基本カード会員の傷害死亡・後遺障害が最高5,000万円です。
家族カード会員についても同じく最高5,000万円となっています。
海外旅行保険の基本カード会員最高1億円とは金額が異なるため、国内と海外を分けて確認しましょう。
国内旅行保険も利用付帯
国内旅行傷害保険も対象となる旅行代金をANAアメックスゴールドで支払うことが適用条件になります。
カードを持っているだけですべての国内旅行中の事故が補償される仕組みではありません。
公共交通機関の料金や対象となるパッケージツアーなど、事故の種類に応じたカード利用条件が定められています。
国内旅行保険が適用されるケース
カードで購入した公共交通乗用具に搭乗中の事故は、国内旅行傷害保険の代表的な補償対象です。
カードで購入した宿泊を伴う対象の募集型企画旅行に参加している間の事故も規定の範囲で対象になります。
また、事前に予約した宿泊施設へカードで宿泊料金を支払う旨を伝えている場合は、宿泊中に発生した火災や爆発による事故が対象になります。
入院・手術・通院の補償は付帯していない
ANAアメックスゴールドの国内旅行傷害保険は、死亡・後遺障害が中心で、入院・手術・通院の保険金は付帯していません。
最高5,000万円という金額だけを見ると補償が広く感じますが、国内旅行中のケガに対する治療費そのものを幅広く補償する内容ではありません。
国内旅行で医療費や入院費まで備えたい場合は、普段加入している医療保険や別の旅行保険も含めて確認する必要があります。
家族カード会員も最高5,000万円
家族カード会員の国内旅行中の傷害死亡・後遺障害も最高5,000万円です。
家族カード会員は本会員と同額ですが、カード利用による適用条件を満たす必要があります。
家族カードを発行しただけで、あらゆる国内旅行が自動的に補償されるわけではありません。
家族特約は最高1,000万円
基本カード会員または家族カード会員と生計を共にする対象家族については、国内旅行中の傷害死亡・後遺障害が最高1,000万円です。
カード会員本人の最高5,000万円に比べると補償額が低く設定されています。
子供を含む家族旅行では、海外旅行と同様にカード会員本人だけでなく家族特約の金額も確認しておきましょう。
マイカー旅行や個人手配のホテル宿泊中の事故は補償される?
マイカーで移動している最中の交通事故は、カードで購入した公共交通乗用具に搭乗中という条件には該当しません。
そのため、マイカー旅行だから旅行全体が国内旅行傷害保険の対象になるという考え方はできません。
個人手配のホテルについては、事前に予約しANAアメックスゴールドで宿泊料金を支払う旨を宿泊施設へ伝えているなどの条件を満たした場合に、宿泊中の火災・爆発による事故が補償対象になります。
個人手配ホテルに宿泊している間のあらゆるケガが対象になるわけではない点には注意が必要です。
ANAアメックスゴールドのショッピング・プロテクション

ショッピング・プロテクションは、ANAアメックスゴールドで購入した商品が偶然の事故で破損したり盗難に遭ったりした場合に利用できる補償です。
国内と海外のどちらで購入した商品も対象となり、購入日から90日間という期間が設定されています。
カードで購入した商品を年間最高500万円まで補償
ANAアメックスゴールドのショッピング・プロテクションは、カードで購入した商品の損害を年間最高500万円まで補償します。
500万円が一律で支払われるわけではなく、対象となる商品の損害額を規定に沿って補償する仕組みです。
高額な商品をカードで購入するときは、ポイントだけでなく購入後の補償もカード選びの判断材料になります。
購入日から90日間が補償対象
補償期間は原則として商品の購入日から90日間です。
配送される商品の場合は、規定に基づいて商品を受け取った日が基準になります。
長期間にわたる延長保証ではないため、購入直後の偶然な破損や盗難に備える補償として考えるのが分かりやすいです。
国内・海外で購入した商品の破損・盗難を補償
ショッピング・プロテクションは日本国内だけでなく、海外でANAアメックスゴールドを利用して購入した商品も対象です。
例えば旅行先で購入した商品が偶然の事故で破損した場合や、購入後に盗難被害に遭った場合などが対象として想定されています。
海外ショッピングをする機会が多い方にとっても利用しやすい補償です。
1事故につき1万円の自己負担が必要
ショッピング・プロテクションでは、原則として1回の事故につき1万円の自己負担額があります。
そのため、損害額が小さい商品では補償を利用するメリットが限られます。
なお、火災、落雷、爆発や修理不能となる損害など、規定上自己負担額の扱いが異なるケースもあるため、実際の請求時は事故内容を確認してください。
スマートフォン・現金など補償対象外の商品
現行のショッピング・プロテクションでは、現金、有価証券、預貯金証書、パスポート、切手、乗車券などのチケット類は補償対象外です。
動物や植物、船舶、航空機、自動車なども対象外商品として定められています。
一方、2026年8月時点のショッピング・プロテクション規定では、スマートフォンという品目そのものは対象外商品の一覧に含まれていません。
スマートフォンには別途スマートフォン・プロテクションも用意されているため、購入後90日以内の事故なのか、専用プロテクションの条件を満たしているのかを分けて確認してください。
紛失・置き忘れ・自然故障など補償されない事故
商品をどこかに置き忘れた場合や単純に紛失した場合は、ショッピング・プロテクションの対象外です。
通常使用による摩耗や商品の欠陥、電気的・機械的な故障なども偶然な破損事故とは扱いが異なります。
台風や豪雨などによる水災、地震に起因する損害なども対象外として定められています。
家族カードで購入した商品も補償される?
家族カード会員が対象となるカードで購入した商品も、ショッピング・プロテクションの条件を満たせば補償対象です。
商品代金を対象カードで支払っていることや購入からの日数など、基本カードと同様に規定上の条件を満たす必要があります。
高額商品を家族カードで購入した場合は、カード利用明細や商品の購入を確認できる書類を保管しておくと手続きがしやすくなります。
ANAアメックスゴールドのスマートフォン・プロテクション

ANAアメックスゴールドには、普段利用しているスマートフォンの破損や水濡れ、盗難などに備えるスマートフォン・プロテクションがあります。
補償を受けるにはスマートフォンの購入時期だけでなく、通信料金のカード決済条件を満たす必要があります。
破損・火災・水濡れ・盗難を年間最高3万円まで補償
ANAアメックスゴールドでは、スマートフォンの破損、火災、水濡れ、盗難について保険期間中通算で最高3万円まで補償されます。
画面割れを含む偶然な破損も対象範囲に含まれます。
対象となるのは原則として購入から36カ月以内のスマートフォンです。
1事故につき5,000円の自己負担が必要
2023年6月1日以降に発生した事故については、破損、火災、水濡れ、盗難のいずれも1事故につき5,000円の自己負担額があります。
例えば修理代が自己負担額に近い場合は、実際に受け取れる保険金が小さくなります。
修理費だけでなく自己負担額を含めて利用を判断すると分かりやすいです。
スマートフォンの通信料金を直近3カ月連続でカード払いにする必要がある
事故発生時点で直近3カ月連続してスマートフォンの通信料金を対象のアメリカン・エキスプレス・カードで支払っていることが条件です。
端末をANAアメックスゴールドで購入しただけでは、スマートフォン・プロテクションの通信料金決済条件を満たしません。
利用予定がある方は、携帯電話料金の支払先を事前に確認しておきましょう。
本会員・家族カード会員のスマートフォン1台が補償対象
基本カードまたは家族カードで直近3カ月連続して通信料金を支払っている、基本カード会員または家族カード会員のスマートフォンが対象になります。
基本カード会員1台と家族カード会員1台がそれぞれ別枠で補償されるのではなく、保険期間中に対象となるスマートフォンは1台です。
年間最高3万円の支払限度額も、この補償の範囲内で管理されます。
盗難は補償されるが紛失は補償されない
スマートフォンが盗難に遭った場合は補償範囲に含まれますが、自分で紛失した場合は対象外です。
盗難の場合は、事故発生から30日以内に所管の警察へ盗難届を提出し、受理番号を確認する必要があります。
海外で盗難に遭った場合も、現地で被害を確認できる書類を取得しておくことが重要です。
スマートフォン・プロテクションが適用されないケース
単純な紛失や置き忘れ、電気的・機械的な故障、メーカー保証で対応すべき故障などは対象外です。
バッテリーや内部部品だけの損害、機能に影響しない外観上の傷、購入から36カ月を超えた端末なども対象外となります。
地震、噴火、津波などによる損害や、通信料金を直近3カ月連続で対象カード決済していない場合も補償条件を満たしません。
ANAアメックスゴールドのキャンセル・プロテクション

キャンセル・プロテクションは、対象となる旅行や宿泊、コンサートなどをANAアメックスゴールドで支払った後、規定された事情で利用できなくなったときのキャンセル費用を補償するサービスです。
単なる予定変更ではなく、対象となるキャンセル理由が定められています。
旅行やコンサートなどのキャンセル費用を補償
対象サービスには、国内外のパッケージツアー、ホテルなどの宿泊施設、航空機・船舶・鉄道などの旅客輸送が含まれます。
コンサート、演劇、映画、展示などの公演や興行、スポーツや教養などの施設・サービスも対象範囲に含まれます。
対象サービスの料金をANAアメックスゴールドで支払っていることが前提です。
キャンセル・プロテクションが適用されるケース
カード会員、配偶者、1親等以内の親族が死亡した場合や、傷害・疾病で入院したことによって対象サービスをキャンセルした場合などが対象です。
カード会員、配偶者または子供がケガによる通院をすることになった場合も、規定された条件内で対象になります。
会社員などのカード会員本人に勤務先から社命出張が命じられた場合も対象ですが、社命出張による補償には別途条件があります。
キャンセル・プロテクションの補償金額
ANAアメックスゴールドのキャンセル・プロテクションは、1回のキャンセルにつき最高50万円が補償額の目安です。
実際に支払われる金額は、キャンセルによって負担した対象費用と自己負担額をもとに規定に沿って計算されます。
社命出張を理由とするキャンセルは、海外旅行契約に基づく対象サービスに限られ、カード会員ごとに年間1回の支払いが限度です。
自己負担額は1,000円またはキャンセル費用の10%
自己負担額は1,000円またはキャンセル費用の10%に相当する金額のうち、高い方です。
例えば対象となるキャンセル費用が5万円なら10%は5,000円となるため、自己負担額は5,000円が基準になります。
補償限度額だけでなく自己負担分があることも踏まえて確認しましょう。
家族カード会員もキャンセル・プロテクションの対象
家族カード会員もキャンセル・プロテクションの対象となるカード会員に含まれます。
家族カードで対象サービスを支払い、家族カード会員について規定されたキャンセル理由が発生した場合に利用を検討できます。
旅行傷害保険の家族特約とは仕組みが異なるため、対象者と対象となるキャンセル理由を分けて確認してください。
キャンセル・プロテクションが適用されないケース
仕事の都合によるキャンセルであっても、規定された社命出張に該当しない通常の予定変更などは補償対象になりません。
カード会員の故意または重大な過失、自殺行為、犯罪行為、闘争行為などに起因するキャンセルも対象外です。
妊娠、出産、早産、流産による入院や、日本国内で発生した地震・噴火・津波なども対象外事由として定められています。
キャンセルしたという事実だけで補償されるわけではなく、対象サービス、カード決済、キャンセル理由のすべてを規定に照らして確認する必要があります。
ANAアメックスゴールドのリターン・プロテクション

リターン・プロテクションは、ANAアメックスゴールドで購入した商品を返品したくても購入店が返品を受け付けない場合に利用できるサービスです。
商品の状態、購入金額、購入からの日数などに細かな条件があります。
購入店が返品を受け付けない商品を補償
個人使用目的で購入した商品について、購入店へ返品しようとしても店舗側が受け付けない場合にリターン・プロテクションを利用できます。
対象商品をアメリカン・エキスプレスへ返送し、認められた購入金額がカード利用代金へ返金される仕組みです。
単純に購入金額を現金で受け取るサービスではありません。
購入から90日以内の商品が対象
リターン・プロテクションを利用する場合は、原則として購入日から90日以内に申し出る必要があります。
通信販売などで商品が後日配送された場合は、規定に基づく商品の受領日が確認に使われます。
さらに、商品が未使用で損傷がなく、正常に機能する状態であることも重要です。
1商品につき最高3万円・年間最高15万円まで補償
ANAアメックスゴールドのリターン・プロテクションは、1商品につき最高3万円、年間最高15万円が限度です。
年間15万円の枠は基本カードと家族カードを含む1会員口座単位で管理されます。
家族カードを複数利用している場合も、それぞれに年間15万円の別枠が設定されるわけではありません。
リターン・プロテクションの対象にならない商品
5,000円未満の商品や、商品代金の全額を対象カードで支払っていない商品は対象外です。
食品・飲料などの消耗品、貴金属や宝石、オークションや個人間売買サイトの商品、使用済み・通電済みの商品なども対象外です。
携帯電話、スマートフォン、タブレット端末もリターン・プロテクションでは対象外商品として明記されています。
家族カード会員もリターン・プロテクションを利用できる
家族カード会員が対象カードで購入した商品についても、リターン・プロテクションの条件を満たせば利用できます。
ただし、年間最高15万円の限度額は基本カードと家族カードを含めて管理されます。
購入時のカード利用明細やレシートは、返品手続きを終えるまで保管しておきましょう。
保険ではないが確認したいANAアメックスゴールドの補償・サポート

ANAアメックスゴールドには保険金を受け取る保険だけでなく、オンラインショッピングの不正利用や海外旅行中のトラブルに対応するサポートも用意されています。
海外へ出発する前に旅行傷害保険と一緒に確認しておくと、現地で問題が発生したときに動きやすくなります。
ネットショッピングの不正利用を補償するオンライン・プロテクション
オンライン・プロテクションでは、カードの紛失や盗難、カード情報の漏えいなどが原因となり、第三者によるインターネット上での不正使用と認められたカード利用が補償対象です。
対象金額は不正利用された利用金額で、届け出をアメリカン・エキスプレスが受け取った日を起算日として過去60日以内が補償期間です。
本人が他人へカードやカード情報を使用させた場合や、重大な過失などがある場合は対象外になります。
海外旅行中のトラブルをサポートするオーバーシーズ・アシスト
ANAアメックスゴールドでは、海外旅行中に日本語で相談できるオーバーシーズ・アシストを利用できます。
航空券やホテル、レンタカー、レストランなどの旅行関連情報のほか、医療機関や弁護士の紹介などにも対応しています。
海外の多くの国や地域から24時間365日、日本語で相談できる点は、慣れない土地でトラブルが起きたときに役立ちます。
手配先で発生する宿泊費や医療費などまで無料になるサービスではないため、実費負担とサポートサービスは分けて考えてください。
海外で病気やケガをしたときは日本語でサポートを受けられる
海外で病気やケガをした場合は、オーバーシーズ・アシストを通じて日本語で医師や病院などの案内を受けられます。
緊急時には医療機関の紹介や予約支援などのサポートがあり、海外旅行傷害保険の請求に関する案内も受けられます。
医療機関が治療前の支払い保証を求める特定の緊急時には規定された立替サービスもありますが、立替金はカード会員側の支払いが基本となるため、保険金による補償とは区別が必要です。
旅行前に連絡方法をスマートフォンへ保存しておくと、事故時にカード券面やウェブサイトを探す手間を減らせます。
海外旅行保険の付保証明書を無料で発行できる
ANAアメックスゴールドでは、カード付帯の海外旅行傷害保険について付保証明書を無料で発行できます。
留学やワーキングホリデー、入国時に保険加入の証明を求められる国へ渡航するときなどに利用できます。
英語の付保証明書も用意されていますが、発行には1週間以上必要となる場合を想定し、必要な旅行では早めに申し込みましょう。
海外旅行保険とあわせて空港で利用できるサービスを確認したい方は、ANAアメックスゴールドの空港ラウンジとプライオリティ・パスも参考にしてください。
ANAアメックスゴールドの海外旅行保険・付帯保険まとめ

ANAアメックスゴールド最高1億円の海外旅行保険をはじめ、家族特約や航空機遅延補償など、旅行者を強力にサポートする機能が備わっています。
また、旅行中だけでなく、ショッピング保険やスマートフォン・プロテクションなど、日常生活におけるトラブルにも幅広く対応していることがわかりました。
利用付帯の条件を正しく理解し、足りない補償は他のカードや任意保険で補うなど、自分に合った活用法を見つけてみてください。
予期せぬ事態への備えを整えて、安全で充実した時間をお過ごしいただければと思います。
↓公式サイトお申し込みリンクはこちら
ANAアメックスゴールドの詳しい仕様は以下も合わせてご確認ください。

